肋間神経痛
肋間神経痛とは|武蔵村山市 ふなき整骨院
肋間神経痛とは、肋骨の下を走る肋間神経が何らかの原因により痛みが生じることです。
肋間神経痛は、胸部の左右のうち、どちらか一側に起こるとされています。また、肋骨に沿って水平方向に痛みを感じることも特徴です。
また、肋間神経痛を引き起こす原因が不明な場合もあります。
肋間神経痛は、それ自体が1つの病気なのではなく、あくまで原因となる病気や外傷などが引き起こす、症状の1つであると言えます。
主な原因|武蔵村山市 ふなき整骨院
原因には、特に病的な異常がない原発性肋間神経痛と、何らかの病気に起因する続発性肋間神経痛の大きく2つに分けられます。
・原発性肋間神経痛
病気や外傷、解剖学的な異常がないにもかかわらず発症します。
ストレスによるものが多いとされていますが、不適切な姿勢を長時間続けることで肋間神経が圧迫されたり、引っ張られたりして直接刺激されることで発症すると考えられています。
・続発性肋間神経痛
何らかの病気や外傷、解剖学的な異常によって生じるものです。
さまざま原因がありますが、主なものを挙げます。
病気:肺炎、肺がん、脊椎や肋骨の腫瘍、帯状疱疹など
外傷:肋骨骨折、肋軟骨炎など
整形外科的疾患:椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、側弯症など
これらの多くは、肋間神経を直接刺激することで発症します。
主な症状|武蔵村山市 ふなき整骨院
特定の肋間神経に生じる痛みであるため、その肋間神経が支配する筋肉や皮膚の領域のみの痛みが生じます。痛みは非常に強いことが多く、広範囲ではなく、範囲が限られた痛みであることが特徴です。
・原発性の場合
肋間神経そのものの痛みより、肋間神経が支配する筋群(主に内・外肋間筋)のれん縮による痛みが主であると考えられます。
そのため、不自然な姿勢や同じ姿勢を長時間取っていたり、ストレスにさらされたり、肩や背部の筋群が凝ったりすると起きやすくなります。症状は発作的で、数秒~数十秒続くことが特徴です。
・続発性の場合
上半身を動かしたり、前かがみをしたときに肋間神経への圧迫が強くなって非常に強い痛みが生じます。
また、原発性と異なり、原因となっている病気や異常が取り除かれるまで続くなど、痛みの継続時間が極めて長いことが特徴です。
武蔵村山市 ふなき整骨院での肋間神経痛の施術法
肋間神経痛の症状が強い場合は、その原因が病気のことがあるので、まずは病院を受診し、検査などを行い診断してもらう必要があります。
病院では続発性肋間神経痛の場合には、原因となっている病気の治療が第一となり、それぞれに適した手術や患部の固定、服薬などの治療が優先して行われます。
当院での施術の対象となるものは、比較的症状が軽度のもの(原発性肋間神経痛など)、または病院で治療も一段落しリハビリの段階に入った方、その他には肋間神経痛の後遺症が続いてお困りの方などが対象となります。
ご来院頂きましたら、まず武蔵村山市 ふなき整骨院では、問診にて症状経過、患者様本人のお困りの症状を伺い、次に身体の動作確認、触診などにより、現在の状態を確認把握をします。
一時的には、安静など活動制限と休息が、症状の緩和に寄与することがありますが、時期をみてストレッチなどの運動療法も徐々に始めていくのが良いと思います。
次に、武蔵村山市 ふなき整骨院での具体的な施術法についてご説明します。
当初はお困りの症状部位に、鎮痛・消炎効果があるスーパータイダル波電気治療で適度な電気刺激を行い疼痛を和らげます。
また、さらに局所的に疼痛の強い部分には、ハイボルト療法(高電圧治療)を行います。これは瞬間的・断続的に高電圧の電気刺激を送ることで、深部組織まで電気刺激を到達させ、強力な鎮痛作用を発揮します。
(いずれの電気治療も痛いことはありません。気持ちいいですよ。)
経過の状況を診ながら、次の段階では患部を温める磁気温熱治療器、ホットパックなどを追加して行い、武蔵村山市 ふなき整骨院オリジナルの特殊柔整手技療法(ファシアはがし)、筋膜ストレッチなどで患部をほぐし、血行やリンパの流れを促し症状の改善を目指します。
※各治療の詳細は、武蔵村山市 ふなき整骨院 施術メニューを御覧下さい。
予防法について
痛みに対する予防としては、適度な運動を日常的に行うこと、十分な休息を取ること、呼吸法やヨガなどでストレス耐性を高めることなどが有効です。
しかし、痛みがひどくなる場合には、ストレッチなどの運動はすぐに中止します。