腱板損傷
- 転んでから肩が上がらなくなった
- スポーツで接触してから肩が痛い
- 急に腕が上がらなくなった
- 夜になると肩が痛くなる
腱板損傷とは|武蔵村山市 ふなき整骨院
腱板損傷(けんばんそんしょう)は、肩の回旋腱板(ローテーターカフ)と呼ばれる肩の動きと安定性を支える4つの筋肉の腱が、損傷を受けた状態を言います。回旋腱板は肩甲骨から上腕骨に付着しており、肩関節の運動と安定性に重要な役割を果たしています。腱板損傷は、肩の痛みや機能障害の主要な原因の一つであり、特に中高年に多く見られます。
✓回旋腱板とは以下の4つの筋肉・腱から構成されています。
1. 棘上筋(きょくじょうきん)
2. 棘下筋(きょくかきん)
3. 小円筋(しょうえんきん)
4. 肩甲下筋(けんこうかきん)
これらの筋肉と腱が協調して働くことで、肩関節の広範な運動範囲と安定性が保持されます。
腱板損傷の主な原因|武蔵村山市 ふなき整骨院
次に挙げるようなことが要因となり腱板損傷を発症します。
1. 加齢による変性
年齢とともに腱が弱くなり、損傷しやすくなります。これは特に50歳以上の人々に多く見られます。
2. 反復的な動作
スポーツや仕事などで、繰り返しの動作をすることで腱板に負担が掛かり、損傷を引き起こすことがあります。特に野球、テニス、水泳などのスポーツでリスクが高いです。
3. 外傷による
転倒や事故などが原因で肩に強い力が加わり、急性の腱板損傷が発生します。
腱板損傷の主な症状|武蔵村山市 ふなき整骨院
腱板損傷になると肩の痛みが生じるが、特に夜間痛が強く出現し、また痛みのために肩を挙げたり、回したりする動作が非常に困難になります。
症状が長期化すると肩の筋力が低下し、重い物を持ち上げるのが難しくなってきます。
武蔵村山市 ふなき整骨院での腱板損傷の施術法
ご来院頂きましたら、まず武蔵村山市 ふなき整骨院では、問診にて痛みの発生時期や原因、患者様本人のお困りの症状を詳しく伺い、次に肩関節の可動域や、触診にて痛みの箇所、痛みの誘発テストなどを行い現症状を確認把握します。
初期は無理に肩を動かさず負担を減らし、安静に保つことが大事です。
痛みが少しずつ和らいできたら、ストレッチや関節可動域訓練などを徐々に行っていきます。
次に、武蔵村山市 ふなき整骨院での具体的な施術法についてご説明します。
当初はお困りの症状部位に、鎮痛・消炎効果があるスーパータイダル波電気治療で適度な電気刺激を行い疼痛や筋緊張を和らげます。
また、さらに局所的に疼痛の強い部分には、ハイボルト療法(高電圧治療)を行います。これは瞬間的・断続的に高電圧の電気刺激を送ることで、深部組織まで電気刺激を到達させ、強力な鎮痛作用を発揮します。(いずれの電気治療も痛いことはありません。気持ちいいですよ。)
経過が良好で症状が落ち着いてきたら、次の段階では患部を温める磁気温熱治療器、ホットパックなどを追加して行い、武蔵村山市 ふなき整骨院オリジナルの特殊柔整手技療法(ファシアはがし)、筋膜ストレッチなどで、血行やリンパの流れを促し治癒へと導きます。
腱板損傷からの回復には時間がかかることが多く、リハビリテーションが重要です。
段階的に徐々に肩の機能を最大限に回復させることを目指します。
予防法について
腱板損傷になるリスクを減らすには、スポーツや作業前後にウォーミングアップやクールダウンなどの準備運動(ストレッチ)をしっかり行うことで肩に掛かる負担を減らし、また、普段からスポーツや作業中に、肩に過度に負担をかけたり、無理な動作をしないように姿勢に気をつけたりします。
最後に
腱板損傷は、肩の痛みと機能障害を引き起こす疾患です。適切な診断と治療を受けることで、多くの患者が痛みを軽減し、肩の機能を元のように回復させることが可能です。
肩の痛みや関節可動域の制限などに異常を感じた際は、早期に武蔵村山市 ふなき整骨院までご相談下さい。